坂本技建は創業57年ずっとぶれない技で日本風土に合った土壁造りの家を建ててきました。
しかし現代の社会のニーズは、新建材を使う家造りが進んできました。近年全世界でもエネルギー問題が深刻であり、少しでもCO2削減をする為にも、自然にある木・土・竹・藁(スサ)で造る家造りを
すれば、調湿性・蓄熱性・結露防止・脱臭効果・癒し効果・アレルギー抑制・再生可能な資源である
すてきな家を造っていきたい。
土壁の効果(メリット)
調湿性・蓄熱性・脱臭効果・癒し効果・アレルギー抑制・再生可能な資源
土壁の弱点(デメリット)
断熱性能・機密性能が低い・効率(工期がかかる)やコスト高
土壁の弱点の克服・・・・・
坂本技建は、当社で土壁用の土を使っています。粘性の高い粘土に、刻んだ藁を混ぜ水を入れ練り上げる。長い期間ねかせることで、発行が進み強烈な匂い出し、こうなれば強い材料となり完成です。
塗って固まり乾けば、無臭になります。
土を塗り付ける下地材です。柱や梁の間に縦横の間渡し材に竹を組んで縄で編んでいく。
組み上がった竹小舞は、美を感じます。
≪補足≫
竹林面積
・昭和50年代後半から増加
・平成19年は、昭和56年に比べ約1割増加159千ha
・侵入率は25%以上の竹林を含めると、その面積は約41万ha
・竹林面積の多いい都道府県は、九州、四国地方が多い
・竹林面積の多い都道府県は、竹林割合も高い
竹林面積の多い都道府県
順位 都道府県 面積(千ha)竹林面積(%)
1 鹿児島 16 2.7
2 大分 13 3.0
3 山口 12 2.8
4 福岡 12 5.4
5 熊本 11 2.3
資料:林野庁実務資料 (H19.3.31の数値)